共立女子中学の定期試験対策

英語

教科書は『NEW TREASURE』

共立女子中学の英語の授業では、 教科書『NEW TREASURE(以下ニュートレジャー)』を使用して授業が進みます。『NEW CROWN』もありますが、授業ではほとんど使いません。

高1では『ニュートレジャー』『Forest』、高2からは『CROWN』や『Next Stage』を使用し、共立女子独自のプリントも使います。

『ニュートレジャ-』は、私立中高一貫校用の英語教科書です。

量の多さに苦労するお子さんが多くいます。また、教科書ガイドがなく、和訳で苦労するお子さんなども少なくありません。しかし、『ニュートレジャー』は使いこなせれば大学受験に対応できるだけでなく、実際に使える英語が身につけられる教科書です。教科書まるまる一冊をマスターする勢いで学習していきましょう。

 

リスニング問題は初見の問題が出題される

共立女子の英語の定期テストは、先生にもよりますが、教科書とプリントから出ます。リスニング問題は初見のものが出題されます。

リスニング力を身につけるためには、日頃から英語に多く触れておくことが必要です。家庭学習でも、英文を聞いて書きとるディクテーションなどを行って、英語を聞き、書き取る練習をしておきましょう。

 

英語Ⅰのテストについて

リスニングではない方のテストは、難度が高く、問題数も多いのが特徴です。そのため、高得点を目指すためには、素早く問題を解いていくことがポイントです。習った長文や単語は、問題を見たらすぐに答えが浮かぶように、何度も書いて覚えておきましょう。家庭学習の際に、本文を発音する学習方法も大変効果的です。

応用問題については、上位2クラスに入っていないと、解くのが難しくなっています。それ以外のクラスの場合は、習った内容から出される問題を確実に得点できるよう、教科書と単語集をしっかり復習しておくことが重要です。

数学

教科書は『体系数学』

共立女子の教科書は、『体系数学』を使用し、その他に、『体系問題集』、『チャート式体系数学』も使います。中3からは、さらに『Focus Up 数学Ⅰ+A・数学Ⅱ+B』が加わります。

共立女子のシンボルが鳩であるところから、問題集は通称「ハト問(もん)」と呼ばれています。

体系数学では、「同じ分野を連続して学習する」体系化されたカリキュラムが特徴です。

授業で習ったことはその日のうちに復習

共立女子の数学の授業は、中2から習熟度別クラスで行われ、中3からは高校のカリキュラムに入ります。先取り学習のため、授業の進度は速いです。

そのため、授業についていくためには、習ったことはその日のうちに復習し、分からないところをそのままにしないようにしましょう。問題集を復習に活用すると効果的です。

定期テストは問題集から出題

高校の数学では、教科書に『体系数学』を使用していますが、問題集は『体系数学』準拠のものではありません。

定期テストは、ほとんどこの問題集から出題されます。問題集を繰り返し解いて、解き方をしっかり身につけておきましょう。テストは難度が高く、問題数も多いので、後半部分の応用問題まで終わらないケースも少なくありません。問題集を繰り返し解くことで、特に基礎的な問題は素早く正確に解答できるようにいたしましょう。