【中学受験】中学受験の過去問、塾の添削結果に目を通しましょう。

こんにちは。家庭教師の青野智美  です。

中学受験生は、通っていらっしゃる塾で過去問添削をしてもらえるところが多いと思います。記述問題が多い学校については、できるだけ塾などで添削をしてもらったほうが良いでしょう。

さて、この過去問添削ですが、添削結果が返ってきたら、ご家庭でもざっと目を通しましょう。実は、わが子が受験した時に、第1~2志望校ともに国語の記述問題が多かったので、まめに添削をお願いしていました。そして、添削結果についても目を通していたのですが、ある時、点数と各設問の添削コメントが納得いかない答案が返ってきたことがありました。ふと見ると、いつも添削している先生ではない方の記名がありました。塾でトップクラスの国語を指導していた先生がお忙しくて、他の慣れない、新米の先生に添削を回したとしか思えない、出来の悪い添削結果でした。

わがやでは、こどもの答案についてはコピーしてから提出し、コピーを使って採点していました。その採点結果と、塾先生の添削結果を比較しては、自分の添削の甘いところなどを反省しているうちに、志望校記述答案の採点基準や要領がわかってきていました。新米先生?学生アルバイト?どちらかはわかりませんが、非常に心配になり、丁寧に理由を書き添え、担任の先生に再添削してもらいました。その結果、私の採点結果に近い添削が返ってきてほっとしました。

塾でも、先生が多忙を極める時期ですので、このようなことがないとはいいきれません。過去問添削の返却答案については、親もきちんと目を通したほうがよいと思います。

また、わがやの場合は、家庭教師と塾で、同じ記述問題を採点してもらいましたが、差が10点以上もついたことがありました。家庭教師の採点が厳しく、厳しい採点結果をもとに、他科目はどのくらい取ればよいかをシミュレーションしていました