得意科目の学習に有効な「通信添削」

得意科目であれば、添削課題がたまることもない。とても得意であれば学年先取りも可能。レベルを選んで自分のペースで学習できる。添削会社によっては、科目数が少ないと割高になることもありますが、自分のペースで進められることを考えれば、塾通いよりも便利です。通塾往復時間もカットできますし、中学生の夜遅くまでの通塾は何かと心配です。

わが子も、中1から国語、中2から数学の2科目の通信添削をしていました。苦手の国語は「できたの?出した?」と、私が確かめることもあり、しだいにたまっていく傾向にありました。戻ってきた添削結果の復習もしていないようで、2年生の途中に止めることになりました。一方、得意科目の数学は毎回〆切までに学習、添削問題を提出し、戻ってきた答案にも目を通していたようです。

また、中学受験終了後~中1で数学を先取り学習していたことから、1年先の通信添削に挑戦することもできました。この学習がとてもあっていたようで、高校まで通信添削を続け、得意科目をより得意にすることができ、最後まで塾に通うことはありませんでした。

この体験から、お子さまの学習に通信添削を検討する場合は、手始めに得意科目から試してみることをお勧めします。得意科目で通信添削に慣れれば、自己管理できるお子さまは、苦手な科目を追加することもできるかもしれません。

特に部活動、行事などで忙しい中高生は、時間を有効に使え、自学自習できる通信添削を検討してみるとよいでしょう。