内部進学予定の小学生でも、中学受験塾に通う生徒は結構います。さらに難関の中学受験をめざして塾に通う子供もいますが、中学受験予定はないのに中学受験塾に通う内部進学生もいます。内部進学する中学では、難しい受験勉強を突破した外部生が加わることから、勉強に遅れを取らないかが気になるようです。
しかし、中学受験生と同内容、同レベルの受験勉強をする必要性はあるのでしょうか？受験算数を極める勉強をするよりも、はやめに数学を学習しておくと中学内進後のアドバンテージが保てると思います。中学受験の特殊算は日本独特のものであり、他の国にはないようです。算数の特殊算など知らなくても、地方の公立高から大学に進学し、社会で活躍している先輩方は大勢います。
また、もっとも先行学習を進めておきたいのは英語でしょう。英語は、会話だけではなく読み書きをバランスよく学べる、英検にも対応できる塾がお勧めです。半年くらい前、算理を指導している小学生に英語学習の相談を受けました。
それまでは英会話中心の教室に通っていましたが、アドバイスしたところ、中高の英語学習にスムーズにつなげていける教材を使って学習し、英検対策もする塾に移りました。半年で英検５～４級を取得し、英検を目標にした英語学習がとても楽しいようです。算数理科も楽しみながら頑張りましょう。