学習院初等科について

国語は「正しく書く」を重視する

学習院の国語では、教科書を中心とし、副教材としてオリジナルのテキストを使用しています。

「正しく話す・正しく聞く・正しく読む・正しく書く」を目標にしています。特に、文字は正しく美しく書くこと目指し、正しい姿勢と鉛筆の持ち方を身につけ、一文字ずつ丁寧に書くことを推奨しています。


学習院独自の「文法学習」

また、小1から6年間、「文法学習」を行うのも、学習院の特徴です。さらに、独自テキストの「話し方、書き方」で、レポートを書く際に役立つ力を養います。小1~4は担任、小5・6は専門教師が作文・書写などのきめ細かい指導を行っていきます。


算数の授業は「課題解決型学習」で進む

算数については、小4まではクラス担任が受け持ちますが、小5からは専科制になります。考えを話し合って解決していく、「課題解決学習」で授業が進められます。


小4から週1回、英語の授業が始まる

学習院では、小4から週1回、小5・6からは週2回、英語の授業があります。少人数分割クラスで、日本人の教師とネイティブ教師によるヒアリング重視の授業を行います。歌やゲーム、スピーチなどを取り入れ、「実際に使える英語」の習得を目指しています。


特長と学習ポイント

全クラス、同一進度、同一教材による公平な授業

学習院では、全クラス、同一進度、同一教材による公平な授業を展開しています。クラスによって、受ける授業に差はありません。また、学習院初等科では宿題があまり出ません。そのため、授業の内容を定着させ、良い成績を取るためには、家庭学習がポイントになります。毎日の授業の予習・復習を自主的に行うことが不可欠です。


高学年になると、授業の内容も高度になるので、低学年のうちに、お子さんに合った学習サイクルを確立しておくことが大切です。自学自習の力は、中学に進んでもいかされる力になります。