東洋英和女学院の定期試験対策

中学校編

英語

英語の授業は、ライティングと会話で2種類

東洋英和の英語では、『Progress In English 21 』、準拠ワーク、セルフスタディ、ペンマンシップを使用しています。英会話の授業では、『Active Phonics』『Orientation Program』、プリントと『Starting Out(オリジナル)+CD(英会話)』を使用しています。

『Progress In English 21』は、大学受験英語とは方向性の違う内容であることが、一番の特徴です。物語や小説などを扱っており、大学入試に必要な「文法」「語彙力」はあまり扱われていません。

大学受験のための英語と、プログレス(学校)の英語の学習の両立に苦労するお子さんは数多くいらっしゃいます。

定期テストは教科書とワークから

東洋英和女学院はとくに英語教育に力を入れているため、英語の学習はとてもハードです。内部生と外部生は、中1の1学期中は別クラスですが、2学期からは混合クラスになります。

しかし、そのクラスは、習熟度別に分けられるわけではありません。習熟度別クラスは、中3からです。

授業では頻繁に指名され、宿題も多く出ます。さらに単元ごとの小テスト、年2回の単語テスト、補習も随時行われます。

まずは進度についていくためにも、宿題をきちんとこなしましょう。その上で、学校の進度に合わせ、復習を重点的に行っていくことが大切です。


数学

『体系数学』が使用される

東洋英和の数学では、2014年4月に入学した生徒さんから、幾何も代数も、教科書『体系数学』が使用されています。『体系数学』を扱う学校は、その学校の進度にもよりますが、かなり速いペースで授業が行われます。

そのため進度が早く、ついていけない生徒さんや量が多くこなしきれない生徒さんが多いです。

しかし、理解と定着を目的とし、自力で繰り返し問題を解けば、きちんと力がつきます。

授業は先取り授業

授業はお話した通り、教科書の『体系数学』を中心に進みます。

中2からは、約20名のクラス、中3からは、習熟度別と少人数制の授業で、高校の内容も先取りしてどんどん進みます。高2からは理系、文系に分かれた習熟度別のクラス編成になります。高3では、センター試験や二次試験対策の科目も設置されています。


高校編

英語

レベルの高い授業

高校では、3段階の習熟度別授業を行い、上級クラスは、ネイティブの講師と、文学作品を読む時間があります。ニーズに応じた演習も選択でき、高い英語力を養います。英会話は、ディベート、英作文などを通して、自由に議論ができる語学力の習得を目指します。

また、英会話のスピーキングの授業では、プレゼンテーションやスピーキングのテストがあることからも求められるレベルの高さがわかります。

英会話のテストはリスニングが中心

東洋英和の英会話のテストは、教科書・ワークの範囲から出題されます。

一般的な英会話のテストのような、問題文を聞いて、選択肢を選ぶ、という方法ではなく、答えの文章を自分で書くという難度の高い問題が出題されます。英会話のテストは、リスニングが中心ですが、他にイラストを見て答えるという問題が出題されます。こちらも、選択肢から選ぶというわけではなく、自分で文章を作成して解答するのが特徴です。

リーディングのテストは『プログレス』から出題

東洋英和のリーディングのテストは『プログレス』と全く同じ問題が多数出題されます。しっかり教科書を復習しておきましょう。また、英会話のテスト同様、記述式の問題が多いため、文章を書くことに慣れておくことが大切です。

英語のテストは並び替え問題、単語などがバランスよく出題されます。いろいろな問題形式に慣れておきましょう。単語は大切な得点源です。教科書・ワークの復習をしっかりし、単語を何度も発音しながらスペルの練習をしておきましょう。