白百合学園特別対策

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白百合学園小学校について

 授業は、基礎学力を充実させることを重視したカリキュラムです。

ただ、高学年になると、教科書レベルを超えた問題に多く取り組むようになり、単元テストや復習テストも頻繁に実施されます。そのため、分からないところをそのままにしてしまうと、日々の復習やテスト勉強に追われ、授業についていけなくなってしまいます。

 

なお、白百合学園では、高学年のうち、大半のお子さんが塾や家庭教師をつけて学習しています。ただ、学校と塾では授業の進度や内容も異なる上、学校ではオリジナルテキストを使用しているため、お子さんの負担がかえって増えてしまうケースも見られます。

 

まずは、毎日、授業の復習を行う学習習慣を身につけ、授業についていくことが大切です。

白百合学園では、さらに、授業の理解を深めるため、宗教・フランス語・音楽・図工・体育は小1から、社会・理科・英語は中学年から、専門の先生が授業を行う専科制をとっています。

特に、語学教育に関しては創立当初から力を入れており、全学年でフランス語、小4からは英語を学びます。

フランス語・英語、ともに、外国の生活や文化に興味・関心を持つよう、歌・ゲーム・絵本などを活用し、生徒同士で会話をしたり、身近な話題を発表したりしながら、授業が進みます。苦手意識を持たないよう、家庭でも語学に触れる機会を多く作っておきましょう。

 

内部進学については、学校の勉強についていければ、ほとんどの生徒が進学できます。ただ、内部テストで基準を満たすことが進級の条件となるので、直前になって慌てないよう、テスト対策は計画的に進めていきましょう。

 

 

白百合学園の特長と対策ポイント

通塾よりも家庭での授業復習を

中学入学後には、外部生と一緒に授業を受けることになります。そのため、外部生と大きく差がつかないよう、高学年になると、大半のお子さんが中学受験塾に通い始めます。

ただ、学校の授業ができていれば、内部進学は問題なくできます。まずは通塾よりも学校の授業の復習を毎日行うことを最優先にしましょう。家庭学習では、学校の復習・中学入学への準備(既習範囲の総復習)など、勉強内容を絞り込んで効率よく進めましょう。

 

算数では先生と同じ解き方をする

算数の定期テストは、主に「しらゆり算数」と「私学問題集」から出題されます。難易度は低いですが、先生が教えた解き方でないと正解になりません。途中式が重要視されているので、授業は「どのように解くのか」に注目して、ノートを取るようにしましょう。

 

国語は単元が終わるたびにポイントをまとめる

国語の授業では、2週間おきに漢字テストが実施されます。難易度は高くはありませんので、しっかりと該当範囲を勉強しておきましょう。

 

また、漢字テスト以外にも、単元の復習テストがあります。授業ではしっかりとノートを取り、単元が終わる度に、復習してポイントをまとめましょう。語彙の問題もよく問われるため、言葉の意味をまとめた語彙ノートも作っておくと学習しやすいです。

 

内部進学のための試験

内部進学には、小6の3学期の始業式の前日に行われるテストを受けなくてはいけません。

国語は、普段のテストに比べ量は多く、問題用紙5~6枚分くらいの出題です。

 

また、数学は授業内容よりレベルが高い問題が出題されます。合格点は大体60~70点くらいです。難易度は中学受験で言う難関レベルよりは下で、問題形式は、まず最初に5問ほど計算問題があり、それ以降は文章題が多く出題されます。

 

 

難易度は普段のテストより上がりますが、範囲は、11月にある3回目テストを越えることはあまりありません。普段使っている私学問題集と、新小問の発展編で対策していきましょう。