立教小学校の特徴と対策ポイント

カリキュラム

 

立教について

授業では、国語・社会・算数で小5から教科担任制を導入し、専門性の高い授業を展開しています。

また、豊かな感性を育むために、朝礼・給食(1年生~6年生)、キャンプ(2年生~4年生)を縦割りシステムで行っているのが主な特徴です。

 

英語の授業は小1から開始

立教では、英語教育に特に力を入れており、小1から英語の授業があります。「英語の音に慣れ親しむこと」「コミュニケーションの土台を育むこと」を最大の目的にしています。

授業時間は、小1・2では週1~1.5時間程度ですが、小4になると週2時間、小5で週3時間となります。

 

学習のポイント

メリハリと集中力をつけるのがポイント

立教小学校では、週6日の通学日のうち、教科の勉強は週5日です。6日目の土曜日は、机に向かう勉強以外の学びにあてています。こうした独自のカリキュラムのため、学習にはメリハリをつけて取り組むのがポイントです。家庭学習の習慣をつけるのはもちろんのこと、授業に取り組む集中力を早いうちに養成しましょう。

 

成績は9段階

成績は科目毎に大変よい・よい・もうひといきの3段階の評価です。更に、科目の中身を細かく評価する為の項目があり、A・B・Cで評価されます。他に意欲の項目もあり、多方面の成績評価がされます。

科目ごとに、単元別のテストがあります。成績に関わりますので、テストでは高得点を取れるように対策しましょう。

 

外部受験は学校の勉強に加えて受験対策が必要

外部受験を考えている場合は、自主的に受験対策を進めることが必要です。

立教は一貫連携教育システムを採用しており、大学までの一貫校です。そのため受験に向けた勉強はしないので、立教の授業だけでは外部受験に対応できません。学校の学習に加え、受験勉強をするとなると負担が大きくなります。お子さんの状況に合わせてやるべき内容を指示してあげることが必要です。

内部進学

内部推薦は学業成績と生活態度で決まる

立教では、付属の中学校の進学にあたり、内部推薦が必要となります。内部推薦は、学業成績と生活態度などを参考に、ほぼ全員、系列の立教池袋中学校か立教新座中学校に進学します。

 

中学に入ると、外部生と一緒に授業を受けることになります。内部生と難度の高い入試問題を突破してきた外部生との間で、成績に差がついてしまうケースも多く見られます。小学校の間に自分に合った勉強習慣をしっかり身につけておくことが大切です。